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コンテンツビジネス概論「希少性」

※当記事は約 6 分で読了できます。

コンテンツビジネスとは

ある人が悩みを抱えていて、
その悩みをあなたが解決できるとします。

あなたがその解決策を提示して、
悩める人から対価としてお金を頂くのがコンテンツビジネスです。

お客さんは悩みが解決し、あなたに感謝しています。

相手も喜んでいるし、
あなたも対価となるお金を手にできる。

こんなビジネスが出来たら、最高じゃないですか?

これを可能にするのが、さっきも述べた通りコンテンツビジネスです。

しかし、そうは言っても、
「コンテンツを作るなんて、自分には無理だ…」
と思ってしまっているかもしれません。

ただコンテンツは誰でも作れます。
つまり、誰でもコンテンツビジネスを行うことは可能です。

なぜならコンテンツの作成方法には一定のコツがあります。
そのコツさえ理解できれば誰でも作れます。

私はプライム上場の某企業で営業マンにセールススキルを教えています。

毎月毎月色んな内容を考えて配信していますが、
時には内容だけでなく配信方法を変えてアニメも作成したりしています。

同じ内容でも見せ方が違えば伝わる方もいれば、
そうでないかたもいます。

また、私が配信するのではなく、
別の人が配信すればそちらの方が伝わることもあります。

つまり同じ内容でも様々なフィルターを通すことで全く異なるコンテンツになるのです。

この記事では、あなたがコンテンツビジネスをする上で大事な3つのポイントのうち、
最も重要な「希少性」をご紹介します。

この記事読むことでコンテンツビジネスが決して難解でないこと、
誰でも実践可能であることを理解できます。

特にこの「希少性」とは何かを理解するだけで、
実践するにあたって、自信を持っていただけるはずです。

新しいアイディアは不要

コンテンツを作成するにあたり、
何か物凄い手法、ノウハウを持っていないといけないと言うことはありません。

そもそもそんなアイディアはそうそう簡単に思いつくことは滅多にありません。

既存のサービス・商品を加工して販売するだけで良いのです。
勿論、丸パクリは絶対にダメです。

これはどういうことかというと、
世の中で価値を生み出しているものを振り返ってみるとよく分かります。

例えば、テスラ(TESLA)の電気自動車だと、
従来車という商品における動力をガソリンから電気に変えただけです。

つまり自動車と同列の移動手段を考えろ、
というのではなく、既存の商品を加工して販売するだけでそれに価値を感じる人がいるということです。

「いや、テスラって値段たけーじゃん」

というのはある一部の人の意見です。

別の一部の人は価値を感じているので、
TESLAは世界中で売れているし、株価もあんなに高くなっているわけです。

ただ、TESLAは理解していただくための一例でした。
もう少し、目線を落としてスモールビジネスで考えてみます。

まず商品ですがこれは自分自身の知識・経験を商品にしていきます。

「だから、私にはその知識経験がないんだって…」
という声が来そうですが、これも臆する必要はありません。

私には離婚を2回した知り合いがいますが、
その時の経験を人にアドバイスしていたりします。

原因が浮気なので
「そんな人間から聞きたくもない」という人もいましたが

離婚手続きや調停に話などしています。

参考にはならないように生きたいですが
まさに今離婚調停真っ只中の人には非常に有用な情報を提供してくれます。

他にも趣味のサイクリングをしていて
その動画をYouTubeで上げている人なども
中々休日に外出できない人からすれば興味を持って見ていただけます。

このようにちょっとしたあなたの経験が他の誰かには興味を引き立てています。

興味を引けた時点でコンテンツになるのです。

私で言えば、今も某プライム上場企業で営業マンにセールススキルを教えています。

これも営業マンで仕事が上手くいっていない人からすると十分興味を持っていただける内容です。

ただそれでも
「自分には何もない」という人はコンテンツを仕入れればいいのです。

その際の注意点としてはその仕入れた情報をそのまま提供するのではなく、
別の仕入れた情報とフュージョンする、融合するという考え方を持って下さい。

この融合によってあなたの発信する情報は「希少性」を帯びてきます。

希少性

ここからが今回の本題になるわけですが、
既にあるコンテンツの二番煎じでは興味を持ってもらう確率は下がります。

先発商品に比べて発信者であるあなたが圧倒的にキャラが立っているなら上手くいくかもしれません。

ただそれはあなたのノウハウが有用なのではなく、キャラクターがコンテンツになっているだけに過ぎません。

また、普通の人が自分のキャラクターをブランディングできるのは難しいです。

なのであくまでキャラに頼らず、あくまで発信内容で勝負する上で重要なのが「希少性」になります。

その「希少性」の作り方ですが、これも先ほど言った
別に仕入れた情報とフュージョン(融合)することで可能になります。

例えばあなたが「株式投資」のコンテンツをセミナーや書籍などで学んだとします。
そのコンテンツ、ノウハウを発信するだけでは二番煎じなので「希少性」はありません。

そこで別のノウハウを仕入れる必要があります。

例えば、医療関連の会社情報を様々な媒体から仕入れて一定の知識を得たとします。

ここで「投資」と「医療関連」を融合すれば、
“医療関連に特化した投資情報の配信”という「希少性」が生まれるわけです。

ただこれでもまだ「希少性」が弱いなら、さらに他に仕入れれば良いのです。

このように複数から仕入れた情報を元にコンテンツを発信することで、
あなた独自のコンテンツ情報が配信できます。

コンテンツだけでなく、例えば
5W1Hの「WHO(誰が)」という切り口でも十分「希少性」は生まれます。

「独身40代が全財産200万を元手に、医療関連への投資でFIREする」

というだけでも十分興味がひけると思いませんか?

今の日本は物価上昇、賃金は上がらない状況です。
そういう環境で苦労している方からすれば、十分興味を惹けるコンテンツですよね。

誰を対象にするかは大事な要素ですが、
これはまたいずれ「ペルソナ設定」のところでやり方、ノウハウを紹介します。

まとめ

今回はコンテンツビジネスにおける「希少性」についてお話ししました。

「自分には人に何かを伝えられる情報やノウハウなんてない」

と考えてコンテンツビジネスに難しさを感じている方は
以下の点でその考え方を払拭して下さい。

①.新しいアイディア、驚くようなノウハウは不要
②.コンテンツは仕入れれば良い
③.仕入れたコンテンツは複数を融合(フュージョン)するか
④.自分のフィルターを通してアレンジする
⑤.ターゲットを絞ることで「希少性」が生まれる

ちなみに当記事も作成するにあたってネタを書籍から仕入れています。

その後、自分の考え方を通してコンテンツにしています。

仕入れ元はこちらです。

読む価値はありますので、ご参考まで。

※アフィリリンクではありません。